先月6月4日(土)に第5回練馬定期演奏会が練馬駅すぐの練馬文化センター大ホールで開催されました。
なんと、公演1か月前にチケットはすでに完売!
今回の演目は、モーツァルト:フィガロの結婚序曲、ショパン:ピアノ協奏曲第1番(ピアノ:牛田智大さん)、エルガー:威風堂々、ビゼー:アルルの女、ラヴェル:ボレロといった名曲揃い!
中でも一番の聴きどころだったのが、牛田智大さんと共演した、ショパンのピアノ協奏曲第1番。牛田さんの奏でるショパンはとても繊細で、一つ一つ奏でる音が聞き手の心にスルスルっと溶け込むように入ってきました。演奏終了後、会場のお客様も牛田さんの演奏に心奪われ、涙を流しているお客様も見られました。
「人生で初めてちゃんと勉強したコンチェルトがショパンのピアノ協奏曲第2番、その次が第1番。ショパンの曲を通して音楽的なアイデンティティや技術的な面を学べ、アンサンブルを初めて経験したのもショパン。自分のすべての原点がショパンのコンチェルトである。」と終演後に牛田さんが語っておられました。
ちなみに、牛田さんと同公演指揮者の飯森範親はピアノ協奏曲第1番の中で好きな部分は、2楽章の中間部短調に変わるところが一番好きだそうです。さすが何度も共演を重ねているだけあって相性はぴったり!のお二人でした。ぜひまた共演できるよう企画していきます♪今後のパシフィックフィルハーモニア東京の演奏会もお楽しみに。