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Tokyo Opera city
オペラシティ定期シリーズ

第174回定期演奏会
The 174th Subscription Concert

  • Tokyo Opera city
    オペラシティ定期シリーズ

    第174回定期演奏会
    The 174th Subscription Concert

  • TIME & PLACE

    2025年5月18日(日)14:00開演(13:15開場)

  • VENUE

    東京オペラシティ コンサートホール

    addressseat map

Artist/出演

  • 指揮:飯森範親  Conductor: Norichika Iimori
  • フルート:ジャスミン・チェイ*  Flute: Jasmine Choi

Program/プログラム

  • モーツァルト:交響曲第31番 ニ長調 K.297 (300a)「パリ」
  • メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64(フルート版)*
  • フェルディナント・リース:交響曲第3番 変ホ長調 作品90 【日本初演】
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  • Mozart: Symphony No.31 in D Major 'Paris', K.297 (300a)
  • Mendelssohn: Violin Concerto in E minor, Op.64 [Flute Version]
  • Ferdinand Ries: Symphony No.3 in E-flat Major, Op.90 [Japan Premiere]

About this performance

伝統への追憶と革新への邂逅が交差する、その先へ

【コンサートの聴きどころ】
 今シーズン最初の定期は、正攻法で作品を活性化させる音楽監督・飯森範親による意欲的なプログラム。最初のモーツァルト「パリ」交響曲は、当時最大の規模を誇ったパリのオーケストラのために書かれた作品で、モーツァルトの交響曲の中で最も明朗・華麗な音楽が耳を喜ばせる。これぞ開幕に相応しい1曲。
 次のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、「フルート版」である点がポイントだ。同楽器のソロでかの有名な甘美な名作がいかに新鮮な魅力を放つか? ピッツィカートや重音といった弦楽器特有の奏法やカデンツァがいかに変貌するのか? まさに興味津々。ここはウィーン響の首席奏者等を歴任した韓国出身の天才奏者ジャスミン・チェイの妙技が大いに注目される。
 そして後半はフェルディナント・リースの交響曲第3番。これは極めて貴重な演奏となる。リース(1784-1838)は、父がベートーヴェンを教え、自身はベートーヴェンに師事して後に回想録も執筆した楽聖ゆかりの音楽家。1815年に初演された交響曲第3番は、古典的な均整美にロマンの香りが加わった、ベートーヴェンの延長線上に位置する耳馴染みの良い作品だ。近年再評価が進む彼の音楽を、ここでいち早く生体験したい。

柴田克彦(音楽評論家)



■チケット料金
S:7,500円 A:6,000円 B:5,000円 C:4,000円 U25:1,500円
*U25はパシフィックフィルハーモニア東京チケットデスクのみ取扱い

〈対象割引〉定期会員、シニア、ユニバーサル、団体割
割引の詳細はこちら▷https://ppt.or.jp/tickets/

■チケット発売
会員先行:2/7(金)10:00
一般:2/14(金)10:00

■チケット取り扱い
・パシフィックフィルハーモニア東京チケットデスク TEL.03-6206-7356(平日10:00-18:00)
・パシフィック・ネットチケット 
・東京オペラシティチケットセンター TEL.03-5353-9999(10:00-18:00/月曜休)
https://www.operacity.jp/concert/ticket/
・チケットぴあ [Pコード:290-255]
・イープラス

  • 主催:一般社団法人パシフィックフィルハーモニア東京
  • 助成:公益財団法人 花王芸術・科学財団
  • 認定:公益社団法人 企業メセナ協議会